ひとりでトリプル介護ってできるのか?

介護日記

妻と両親の介護=トリプル介護は僕にできるのだろうか?

このところ、真剣に悩んでいる。

遠くに住む80代の両親がいよいよやばい感じになってきた。

僕に兄弟はいない。

 

妻は高次脳障害、老齢の両親は遠距離の二人暮らし

5月に入って、遠くに住む80歳の母親が原因不明の頭痛で寝込んだ。

自力で脳外科→皮膚科→内科に行くも、結局原因がわからず、逆に食べれない毎日に胃が持たず薬を吐くようになり、とうとう動けなくなった。

 

結局ただ約2週間寝込んで、よくやくおかゆを食べれるまで回復したけれど、より高齢の父親はぼうぜんとするばかり。

ケアマネジャーも私にできるのはここまでなんです、と一度様子を見に来たきりあまり関わりたくないよう。

 

頼りと思っていた叔父もなかなか動いてもらえず、病院に連れっていってもらうお願いを受け入れてもらうまで、1時間近く状況を説明させられ疲れ果ててしまった。

 

つまり、「だれも頼れない」ということがはっきりわかってしまった。

 

妻の介護で私が孤立していった状況とそっくりだ

さて、どうしよう。

実家は片道6時間かかる。

ちょっと様子見てくるねーと日帰りできる距離ではない。

 

妻は私の実家に帰りたくないことは昔からわかっていた。

そらそうだろう。

健康であっても旦那実家に喜んで入る人はまれだ。

ましてや高次脳障害になってしまってから自力でほとんど生活できないのに、気を遣う新しい環境に全て変えるなんて、不安だらけなのも痛いほどわかる。

 

しかし、状況は切迫しているように思った。

耳の聞こえなくなった父親が、足の悪くなった母親に代わって買い物をする姿に胸が傷んだ。

しかも昔かたぎの父は家のめんどくさいことは一切母親まかせだったから、役所の書類も書けないし、ATMでお金もおろせない。

ただただ母親がチラシに丸を付けたものを買ってくるだけ、というか多くお金を渡すとあるだけ自分の好きなものを買ってくると母親がぼやくほど金銭感覚がない。

 

母親も気を使ってSOSを出そうとしない。

トイレに行くのにやっとという状態なのに、「いい、寝てるから」というばかり。

しかたなく、遠距離の僕がケアマネや病院や叔父に電話しまくっていた。

 

頭でシュミレーションしてみる

 

勝手に頭の中で、実家に帰って3人の介護、家事をする自分をシュミレーションする。

 

経済的問題を書き上げてみる

自営の仕事の不振と妻の介護で貯金は底をついていた。

当面、親の老齢年金と妻の障害基礎年金で生きなければならない。

介護の合間にできる稼げることを見つけられなければ、いずれ死である。

俗にいう、80-50問題を地でいくやつだ。

 

地元に住む知人が福祉施設を立ち上げていて、以前誘われていた。

バイトならまだ雇ってもらえるだろうか?

 

なにより1日おきで15時には終わる妻の人工透析はネックだ。

フルタイムの仕事がそれでできなくなる。

他人にお願いする場合は介助が必要だから介護タクシーを使わねばならない。

(調べたら、この街にはそういうボランティアがなかった)

通常のタクシーの約倍かかるから、迎えだけ月12回お願いしても5万円はかかる。

朝の送りも頼んだら10万円!

1回540円の市の助成など焼け石に水である。

自分でやるしかない。

 

3人それぞれの病院の送迎で1週間はあっという間に過ぎそうだ。

 

きつい入浴介助

介護で今一番きついのが入浴介助だ。

我流だから、変な態勢にもなってよけい疲れる。

今は両親の方は自分で入っているけれど、いずれ時間の問題。

お金をかけて、デイサービスや入浴介助サービスをおねがいすることになるだろう。

 

今はない、シモの世話もいずれそれに加わってくるだろう。

覚悟しておかなければ。

 

二種類の食事の準備

数十年離れて暮らしてきたから、両親の日常の食生活がわからない。

 

動けるうちは親は自分で作るとしても、いずれ「両親用」と「うちら夫婦用」と作り分けなければならないだろう。

親は脂っこいものがだめだろうし、妻は水分と塩分制限がある。

昼を軽く済ます親と、朝食べれなくて軽くする妻という違いもある。

できるかな、俺。

 

妻の不安定な体調

しょっちゅう不明熱を出し、夜間の救急外来に駆け込む妻なのだが、今の病院には透析もしていることもあってとても長くお世話になっているから、あうんで対処してくれることができた。

 

今度はそうもいかない。

一から検査しましょう、からはじまって、最初はかなりドタバタしそうだ。

その間最悪の状態にならなければいいのだが。

 

ご近所、親戚づきあい

これも一手に私が引き受けなければならない。

だいぶ少なくなったとはいえ、田舎の面倒くさい行事が全部私にくるだろう。

介護を理由にできるのだろうか?

 

妻の承諾という壁

でも最終的に大きな壁は妻が移住を承諾するかだ。

 

妻の体調と両親の老いを天秤にかけると、今は両親の方が危ない。

そして、僕の仕事がとても厳しい状況で、しかし介護で副業もできず、このままだと最悪生活保護を申請しなければならなくなりそうだということも説明しなければならない。

 

つらい決断だろうな。

 

そして僕もそうとう覚悟がいる。

もうこれ以上逃げ場がないのだから。

 

勝手に1年の猶予を取って、もう少し考えをつめてみる。

経済的な状況ももう少し打開できるといいし、周りの条件もその間にかわるかもしれない。

 

本当に「介護」は人生を変える。

 

 

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